◆はじめに◆
はじめまして。あちこと申します。
SVはシーズン2以降全くランクマをしておらず、特に結果も出していなかったのですが、某実況者の配信を見ていたら久しぶりにやりたくなったので復帰しました。色々触っていく中で楽しく勝てる並びが出来たのでそれで最終日を戦い、剣盾での最高順位150位を更新し最終123位、最終レート2083で着地しました。
最終2桁、レート2100も目指したかったですが、運ゲー構築での上振れなのでこの順位でも出来すぎだと感じています。
◆構築経緯◆
面白いポケモンを探している中でたまたま配信で見つけた陽気AS地獄突き小さくなるハリーマンを試しに触ってみたら非常に楽しく強かったのでこのポケモンを軸にすることを決めた。
小さくなる回避戦術をするにあたって麻痺を撒けるポケモンがいた方が強い思い、シーズン1.2にてずっと使っていて催眠術も入れることで上振れの幅を広げられるCS襷ゲンガーにこの役を任せた。
この2体で回していく中でこちらもたまたまHDオボン叩きジャローダという存在を知り、試しに構築に入れてみた結果とても使い勝手が良かったので2体目の麻痺撒きとして採用。
この3体での選出がごまかしていける範囲が広く、何より楽しかったのでこの構築で行けるところまで行こうと決めた。
残りでツライ相手への裏選出、選出抑制を試みたが、ここの3体は最後まで煮詰めきることは出来ず紆余曲折して最終日に突入した。
マスカーニャ、ハッサム、ドドゲザン、スケショ竜、あたりにつよそうな顔をするためにHBゴツメアーマーガアを採用。
受け系統をパワーで破壊する役としてASステラ鉢巻ヒスイウインディを採用。
最後は初手投げする枠で、型の匿名性や圧力のあるHB風船ブリジュラスを採用した。
◆個体紹介◆
構築の組初めにして当パーティのエース。隙を見つけてみがちいして避けながら殴るだけ。
突破力を上げてTODを回避したり、ゴツメや炎の身体への接触回数を減らすためにも剣舞は重要。
地獄突きは音技を封じられ、無効のないタイプ一致ウェポンとして非常に優秀。この技と飛行テラス、身代わりがあれば回避戦術が効かない音技持ちというどうしようもなく聞こえるガチグマにもテンポを取りながら戦っていくことが出来た。ブリジュラスの吠えるやアシレーヌの滅びなどもケアできてよかった。
どの技をいつ打つか、何を何回積むかなど考えることがないわけではないが最終的には頭を空っぽにして『全部避ければ勝てるだろ』の精神で臨めて健康的にポケットモンスターが出来てよかった。
参考にさせていただいた毒統一使いのぎんざる様が構築記事にてハリーマンのことについて書いていただいていたので詳しくはそちらをお読みください!自分が言語化できなかったこと全部書いてありました!
https://ginzal-dokutouitsu.hatenablog.com/entry/2024/10/01/194117
麻痺撒きその①
初手か2番手に出して電磁波を撒いて祟り目で削りハリーマンにパスする。突破できるようなら突破してしまってもいい。麻痺が通らない相手や、行動許したらテンポとられそうで嫌なやつには催眠を打ちましょう。外しても裏で運ゲーすればどうにかなる。地味に呪われボディも偉かった。
テラスはスケショやドラアロ意識のフェアリーだが、氷柱針やトリプルアクセルも嫌だったので鋼テラスとかでもよかったかもしれない。
HP1でもあれば催眠呪われ爆弾として活躍できるので残せるようなら残す。積極的な後出しが出来る構築ではないが削れたゲンガーに飛んできやすい先制技にあわせてやれば低ダメージで後出しができた。
某実況者が5桁から3桁まで上げる企画で催眠ゲンガーで破竹の連勝をしているのを見て、このポケモンは信用できると再確認し最後まで催眠を打ち続けることを決めた。
麻痺撒きその②
初手か2番手に出して蛇にらみをして叩きリフストで削りハリーマンにパスする。リフストの火力アップと麻痺バグなどが噛み合うと草技1/4のブリジュラスなども突破できたりした。
調整は某有名プレイヤー様が配信で使っていたものを丸パクリ。意図まではくみ取れなかったがHD振りが抜群に強くて使いやすかった。水テラスによる耐性変化も役に立つ場面は多く、切る機会も多かった。
裏エース。最終日前日に急遽加入。
元の採用の意図はハリーマンが突破できない悪テラ妖テラのラウドボーンのフレアソングに後出しし、高火力で負担をかけるといった狙い。しかし最終日はラウドボーンとマッチングせずその動きをすることはなかった。
かわりにママンボウ軸には何回か出し活躍をしてくれた。ステラ鉢巻諸刃がB252ママンボウを高乱数で落とせる。HBヘイラッシャにも7割くらい入るので後出しは出来ない。とりあえず1体吹き飛ばして試合のテンポを取りに行く。ステラテラスにすることで神速の火力を上げられるのもグッドだった。
相手の選出に全体的に麻痺を撒いきながらサイクルし、最後にウインディを通すような試合も何戦かあった。
選出数は多くなかったが諸刃を一度も外さなかった。エライーヌ。
序盤から出たり入ったりしてた鳥。
見た目は諸々の物理アタッカーに強そうだが、いざ選出してみるとうまいこと躱されたり受からなかったりするのであまり信用してはいけない。
とはいえそれはハリーマンを通すときの話で裏のウインディを通すときにはクッションとしても終盤の詰めとしても非常に活躍してくれた。特性をプレッシャーにしたのも正解で、今シーズン最後となった試合はウインディで崩しアーマーガアでPPを枯らしきって勝つという試合だった。
ウインディも含めてこの二体は普通ににポケモンしすぎてて疲れるのが難点。
諸説枠。型を色々変えつつ使ったり抜いたりしていた。
ブリジュラス自体は選出画面で良くも悪くも仕事をしていたように感じる(連続技持ちの抑制、マスカのトリプルアクセルの抑制など)。
最終日前日にセグレイブに負けすぎてセグレイブ軸への初手要因として風船電磁波型で採用したが、信用できずほとんど選出しなかった。煮詰めて良い型に仕上げられたらもっと選出できたんだろうなと思う。
余談だがこの枠は物理耐久が高く高速再生技もある、電磁波アンコでごちゃごちゃできて面倒な欠伸系にも耐性のある『輝石ヤルキモノ』を使おうと最終日当日考えていたが、野生のヤルキモノが怠けるを覚えられず、野生のナマケロが30分くらい探しても見つからなかったため試すことも出来なかった。
最終日のカバやセグレは催眠を打ってなんとかした。
◆選出◆
①ジャローダ+ゲンガー+ハリーマン
基本選出。8割はこの選出。困ったらこの選出。
どれだけこの選出を信用してブレずに選べるかで勝率が変わる(と感じた)。
先発は出来ればジャローダ。ジャローダが上からワンパンされるようなポケモンがいるようならゲンガー。あとは催眠でごまかしたいときはゲンガー。
②ウインディ+アーマーガア+@1
ママン軸や高耐久サイクルなどへの選出。
アマガをクッションにしながらウインディを通していくのか、ウインディで崩してアマガ+1で詰めていくのかライブ感で決めながら戦っていた。@1はジャローダが多かった。
③その他
臨機応変に刺さってそうなのを。
ただしブレて自信のない変な選出をするくらいなら基本選出で運ゲする方が勝率高い(体感)。
◆つらいポケモン◆
多すぎるので割愛。運とプレイングでごまかすべし。
逆にガチカイサーフブリ辺りには全く苦手意識を持たずに戦っていた。
◆スペシャルサンクス◆
・ハリーマンを参考にさせていただいたぎんざる様
https://youtube.com/channel/UCtyHIs4g0le8v-C61utL0Ig?si=_iqGT3bq1naW6raT
・ジャローダを参考にさせていただいたシグマ様
https://youtube.com/@shigumapk?si=QlSJGK-6h7QgUldQ
・一緒に頑張って僕に勇気をくれたあゆみん様と応援してくれたメンシの皆様