【はじめに】
皆様はじめまして、あちこと申すものです。7世代は対戦エアプを決め込んでおり8世代から復帰し本格的に順位を求めてランクバトルに潜りはじめました。シーズン1は納得いく結果を残せなかったものの、シーズン2ではそれなりに納得できる最終順位をとることが出来たので構築記事を残すことにしました。
はじめてのブログということもあり拙い文章、至らぬ点、とんちんかんな解釈なども多々あるかと思いますが是非読んでいっていただけると幸いです。
【使用構築】
【構築経緯】
シーズン1にて何となく使った タルップル というポケモンが見た目も性能もとても気に入ったのでこのポケモンを使うことからスタート。独特の耐性とそこそこの耐久を活かすためHB残飯宿り木型とした。サイクルのメインの相棒としてHDねむカゴバンギラスとHBオボン鉄壁アーマーガアを採用。その後、アイアント、サザンガルド、特殊フェアリーなどに強そうな突撃チョッキエースバーン、受けることが出来ないパッチラゴンやルチャブル、ヒヒダルマなどを上から殴るために最速スカーフヒヒダルマを採用。最後に受け回しに強めで、苦手だったローブシンなどにも強いHC珠ピクシーを採用した。
実際にはこんなにすんなりと決められるわけもなく、色々なポケモンを採用しては外しを繰り返しこういった形に落ち着いた。
【個体解説】
※役割対象は甘め&条件、立ち回り次第なところも含むので注意
タルップル(NN:タルトタタン)
特性:あついしぼう
持ち物:たべのこし
性格:ずぶとい
実数値:217(252)-x-145(252)-120-101(4)-50
技構成:りんごさん / やどりぎのタネ / じこさいせい / まもる
調整:HBぶっぱ残りD
役割対象:
相棒枠。めちゃくちゃかわいい。HBに特化することでなんだかよくわからない絶妙な耐久と耐性で地面アタッカー(ドリュ、ドサイ、ゲロゲ等)、ロトム系統、物理炎、耐久水など独特の範囲のポケモンを相手できた。特性は耐性が増えるあついしぼう、持ち物は無条件で毎ターン回復するのが偉いたべのこし。技構成はメインウェポンのりんごさん、削りと回復が同時にできるやどりぎのタネ、高速回復技のじこさいせい、最後の枠はたべのこしややどりぎのタネとも相性がよくダイマックス技を無理やり受けることも出来るまもるを採用した。このまもるがあるおかげで非ダイマックスのギャラドスやアイアントとも闘えるのでタルップルには必須級の技だと感じた。
このポケモンに関しては語りたいことが山ほどあるが長くなってしまうので割愛。近々単体考察の記事を書くかもしれない。個人的にはめちゃくちゃ信頼できるポケモンだった。
バンギラス (NN:ザラメ)
特性:すなおこし
持ち物:カゴのみ
性格:しんちょう
実数値:207(252)-155(4)-130-x-167(252)-81
技構成:ロックブラスト / イカサマ / ステルスロック / ねむる
調整:HDぶっぱ残りA
役割対象:
おそらく選出率No.1の過労死枠。サザンドラ、トゲキッス、ドラパルトあたりに受け出して誤魔化していく特殊受け要員。最初の方はチョッキを持たせて運用していたが、物理ドラパルトなどの相手をしてもらうことも多々ありサイクルで疲弊して落ちてしまうことが多かったため回復ソースとしてねむるを採用し、持ち物もカゴのみとなった。甘えた攻撃を耐えてねむるで全回復すると相手の思考時間が長くなるのが面白い。残りの技構成はカゴのみと合わせてバタフリーなどの対策にもなるロックブラスト、サザンドラやドラパルトのダイドラグーンを何度食らうので自分のAの状態に依存しないイカサマ、隙を見つけて撒くことでサイクル戦が有利になるステルスロックとなった。
アーマーガア (NN:くろうひめ)
特性:ミラーアーマー
持ち物:オボンのみ
性格:わんぱく
実数値:205(252)-107-172(252)-x-105-88(4)
技構成:アイアンヘッド / ボディプレス / はねやすめ / てっぺき
調整:HBぶっぱ残りS
役割対象:
よくいるHB鉄壁羽休め型。ミミッキュ、ドリュウズをはじめとする物理ポケモンに出していった。無難に強く特にこの記事で語ることはない。持ち物は最初はオッカのみを使っていてそれはそれで便利な場面も多かったのだがミミッキュへの安定性を考えて無難にオボンのみへ変更となった。
エースバーン (NN:バニィング)
特性:もうか
持ち物:とつげきチョッキ
性格:ようき
実数値:157(12)-167(244)-98(20)-x-102(52)-178(180)
技構成:かえんボール / とびひざげり / とんぼがえり / ふいうち
調整:臆病サザンドラのりゅうせいぐん→C-2流星群確定耐え
意地珠ミミッキュのシャドークロー→かげうち確定耐え
最速アイアント抜き
役割対象:
アイアントを上から叩けるポケモンが欲しかったのと、ニンフィアなどに受け出せるポケモンが欲しかったので採用。自分のプレイング的にある程度耐久があり後投げが出来るほうが使いやすいと感じとつげきチョッキを持たせた。サザンドラへのツッパリが可能になったりギルガルドに後投げ出来たり使い勝手はよかった。ダイマックスすればダイマックストゲキッスともガンガン殴り合える。パーティのなかで2番目に足が速いので終盤のスイープ役も担っていた。技構成はテンプレ。メイン2つが命中不安技なのがまあまあしんどかった。
ヒヒダルマ (NN:かがみびらき)
特性:ごりむちゅう
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ようき
実数値:181(4)-192(252)-75-x-75-161(252)
技構成:つららおとし / ばかぢから / じしん / とんぼがえり
調整:ASぶっぱ残りH
役割対象:
パッチラゴンのような受けの効かないポケモンを上から殴っていくために採用。相手のパーティにパッチラゴン、ルチャブルなどがいたら必ず選出してダイジェットを積ませないように立ち回りながらこいつで処理していた。また相手のヒヒダルマもきついので同速勝負以上にできるよう陽気最速でばかぢからを搭載した。じしんの枠は何を入れるのが正解なのかわからない。
何よりも活躍してくれたのは選出画面で、このポケモンがいるだけで相手の先発がかなり絞りやすくなる。このポケモンを採用してから選出がグッと楽になり、勝率も目に見えて増えた。選出率は控えめだったものの影のMVP。
ピクシー (NN:とりハム)
特性:マジックミラー
持ち物:いのちのたま
性格:ひかえめ
実数値:202(252)-x-94(4)-161(252)-110-80
技構成:ムーンフォース / かえんほうしゃ / 10まんボルト / つきのひかり
調整:HCぶっぱ残りB
役割対象:
最後に入ってきたポケモン。ヒヒダルマやバンギラスが誘うローブシンに強く、受け回しにも強いポケモンを探していたら見つかった。定数ダメージを一切食らわないのがとても偉く、ドヒドイデの熱湯やけどなどにストレスを感じなくてよくなったのはとてもよかった。耐えたいライン、抜きたいラインが特に思いつかなかったのでひかえめHCぶっぱ。まあまあいい火力があって裏に負担をかけていくことができた。つきのひかりはバンギラスの砂と相性が悪く、打つ機会もほとんどなかったため変えてもいいと思う。草技があればより受け回しに強くなるだろうが、ダイウォールは便利なので補助技も欲しい。対受け回し以外にも積極的に選出でき活躍してくれた。
【立ち回りと選出】
サイクルを回し相手のダイマックスを枯らし、中盤以降にこちらがダイマックスで無理やり火力と耐久を上げて崩していくという動きが強かった。ダイマックス前提のポケモンがいないためどのポケモンもだいたい同じくらいダイマックスをしていた印象。
決まった選出はないが基本選出はタルップル+バンギラス+アーマーガア。ここから相手のパーティをみてきつそうなポケモンに強めなポケモンと入れ替えていく。サイクルが回せなさそうな相手なら攻撃的な3匹の選出か攻撃的な2匹+クッション1匹。基本選出をはじめとしたサイクル選出の際はTODも大きな勝ち筋になるのでなるべく頭数を減らさないように心がけながら戦っていた。
きつい構築が多くて選出画面ではひいひい言いながら選出したがなんだかよくわからないけど勝てるみたいな試合が多かった。
【おわりに】
多分上級者の方から見れば穴だらけのパーティだとは思うが、目標だった相棒タルップルと最終3桁に乗ることができ、その中でも前半の方で終わることが出来たので個人的には非常に満足できました。
シーズン3ではタルップルを使うかどうかは未定ですがいつかまたタルップル軸のサイクルパを考え直し、次は最終2桁を目指したいです。
拙い記事ではありましたがここまで読んでいただきありがとうございました!
タルップルに興味がわきましたら是非使ってみてあげてください、可愛いです!
あちこ